デジカメプリントで、フィルムカメラの終焉を感じた
先日、久し振りに印画紙にプリントした写真*1が必要になって、デジカメを持って写真屋に行った。前からデジカメプリントなるサービスがあるのは知っていたが、初めて利用してみた。
店頭の端末には色々なメディアに対応したカードリーダーが付いていて、そこに持参したSDカードを挿して画面から「デジカメプリント」を選ぶ。メニューには「ケータイからプリント」という機能もあったので、microSDか、赤外線に対応してるのかも*2。
SDカードにある写真のサムネイルが表示され、そこからプリントしたい写真を選んで送信すると整理番号が印刷される。それをカウンターに出すと、10分程で写真ができあがった。画質も十分だ。
端末はマウス操作であり、駅の切符販売機ほどには「バリアフリー」でないのがネックと思ったが、居合せた60歳ぐらいのおばちゃんも使えていた。
数年前から、カメラ屋にもフィルムカメラはほとんど売っていない。一眼レフが少々生き残ってはいるが、コンパクトカメラは絶滅危惧種だ。
この転換は300万画素レベルのデジカメが普及した頃にはもう起きていたが、自分はどこかでデジカメは「デジカメ用途」と思っていた。しかし、撮影した「メディア」を写真屋に持って行ってプリントしてもらうという、旧来と同じ手続きがあっさり行われたのを体験して、実感としてフィルムカメラの終焉を感じた。フィルムの現像が近所でできなくなるのは近い将来という気がする。
デジカメプリント簡単だったよー、て話。